カメラ
出かける予定がなくても、机の端に置いています。
撮るためというより、見る速度を落とすための道具です。
夕方の光が変わるだけで、触りたくなります。
カメラ
出かける予定がなくても、机の端に置いています。
撮るためというより、見る速度を落とすための道具です。
夕方の光が変わるだけで、触りたくなります。
レンズ
遠くへ行かない日の、いちばんよく使う距離感です。
写りの話より、気持ちが落ち着く画角を選んでいます。
ストラップ
撮影のためというより、持ち運びの気分を整えるために。
首に掛けると、歩き方が少しだけ丁寧になります。
ノート
写真のメモは、結局いちばんアナログが早いです。
言葉にしきれない部分は、空白のまま閉じます。
ペン
軽く書けるものを一本だけ、いつも同じ場所に。
道具が増えると、思考が散らばる気がしています。
マグ
編集を始める前に、まず温度を用意します。
湯気が落ち着くまでが、画面に入る前の余白です。
棚に戻すと、また静かになります。